原油から3方向に分かれる
原油の標準レシピは3本あり、どれも精製機(1台30MW)で回します。プラスチックは原油30m³/minからプラスチック20個/分と廃重油10m³/min、ゴムは原油30m³/minからゴム20個/分と廃重油20m³/min、燃料は原油60m³/minから燃料40m³/minと合成樹脂30個/分です。プラスチックとゴムは同じ原油30m³/minを使いながら、出てくる副産物の量が倍違います。
石油ラインが止まる原因はほぼ決まっていて、この副産物が行き場を失って配管が満杯になり、上流の精製機が停止するというものです。プラスチックやゴムの生産量ではなく、廃重油と合成樹脂の行き先を先に決めることが石油ラインの設計そのものだと考えてください。
廃重油の行き先を発電にする
一番わかりやすい構成は、プラスチック1台とゴム1台を並べて、出てきた廃重油をそのまま燃料に変えて発電することです。精製機2台で原油60m³/minを使い、プラスチック20個/分・ゴム20個/分・廃重油30m³/minが出ます。この廃重油30m³/minを残留燃料(廃重油60m³/min → 燃料40m³/min)に通すと精製機0.5台ぶんで燃料が20m³/min得られ、これは燃料式発電機1台の消費(20m³/min)にちょうど一致します。
つまりこの1セットは、原油60m³/min(原油抽出機の純度Normalノード0.5台ぶん)から、プラスチック20個/分とゴム20個/分に加えて250MWを取り出します。使う精製機は2.5台なので消費は75MW、差し引き175MWが手元に残ります。プラスチックとゴムを作りながら電力も増える、という形にできるのが石油ラインの特徴です。
廃重油の3つの出口を比べる
廃重油の使い道は主に3つあり、同じ廃重油30m³/minを入れたときの結果がはっきり違います。残留燃料は廃重油60m³/minから燃料40m³/min、つまり廃重油1に対して燃料0.67です。石油コークスは廃重油40m³/minから石油コークス120個/分と、量そのものは大きく増えます。代替レシピの希釈燃料は混合機(1台75MW)で廃重油50m³/minと水100m³/minから燃料100m³/min、廃重油1に対して燃料2で、残留燃料のちょうど3倍です。
発電量まで通すと差はさらに開きます。廃重油30m³/minを残留燃料に通すと燃料20m³/min、燃料式発電機1台で250MWです。希釈燃料に通すと燃料60m³/min、燃料式発電機3台で750MWになり、必要な混合機は0.6台(45MW)だけです。石油コークスに通すと90個/分になり、石炭発電機(石油コークス25個/分で75MW)3.6台ぶんの270MWですが、石炭発電機は1台あたり水45m³/minを使うので、給水を162m³/min用意する必要があります。水を引ける場所かどうかで選択が変わります。
合成樹脂とリサイクル系レシピ
燃料レシピを回すと合成樹脂が30個/分出ます。これも溜めておく物ではなく、残留プラスチック(合成樹脂60個/分 + 水20m³/min → プラスチック20個/分)か残留ゴム(合成樹脂40個/分 + 水40m³/min → ゴム20個/分)で製品に変えるのが基本です。どちらも標準レシピなので、代替レシピを1つも解禁していなくても使えます。
代替レシピを入れると、リサイクル・プラスチック(ゴム30個/分 + 燃料30m³/min → プラスチック60個/分)とリサイクル・ゴム(プラスチック30個/分 + 燃料30m³/min → ゴム60個/分)が加わります。この2本は互いの製品を材料にするため、単体で見ると比率が決まらず、原油からの完全な循環として組んではじめて意味が出ます。組み方は石油循環のテンプレート記事に数値付きで載せているので、そちらを参照してください。
ツールでの確認手順
ツールでは、作りたい製品(プラスチックやゴム)を目標に置いて解いたあと、生産ステップで廃重油と合成樹脂がどこへ流れているかを確認します。余剰として残っている副産物があれば、それが実際のラインで配管を詰まらせる箇所です。次に代替レシピの希釈燃料やリサイクル系を1つずつオンにして、原油の必要量と建物数がどう動くかを比べてください。
発電まで含めて設計したい場合は、設定で燃料式発電機をオンにして燃料を許可し、目標発電量MWを入れます。原油の採取上限はマップ全体で12,600m³/minなので、大規模な石油ラインを組むときはこの上限に対して自分が何割使うのかも一度見ておくと、拡張の見通しが立ちます。
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ツールで試す
記事の条件を読み込んだ状態で計画ツールを開きます。目標レートや許可するレシピは、開いた後で変更できます。
プラスチック60個/分の計画を開いて廃重油の行き先を確かめる