二つの強化手段を分けて考える
サマースループとパワーシャードは、どちらも少ない建物から多くの産出を得る手段ですが、計算上の働きは別物です。パワーシャードは同じレシピの処理速度を上げます。サマースループは材料消費を増やさず、製品側を増やします。
パワーシャードで台数を減らす
パワーシャード1個につきクロック上限は50%上がり、1台に3個まで、最大250%です。ツールの「製造クロックの上限」を上げても、100%換算の必要稼働台数や材料収支は変わりません。その後の割り当てで「必要稼働台数 ÷ 上限クロック」を切り上げて建てる台数を決め、必要量に合う実クロックを設定します。たとえば3台分の工程を上限250%にすると、2台を各150%で動かす案になり、各台にシャード1個が必要です。
代償は電力です。製造電力はおおむね「基本電力 × クロックの約1.322乗」で増えるため、クロックを上げるほど1製品あたりの電力効率が落ちます。反対に、端数を複数台へ均等にアンダークロックすると省電力になります。パワーシャードは、敷地や建設材料が不足する場所、採掘ノードの数が制約になる場所、高価でも台数を減らしたい建物に向きます。電力が厳しい工場では100%以下を基準にします。
サマースループで材料を節約する
サマースループを対応建物へフル装着すると、材料の投入量は同じまま、すべての産出が2倍になります。消費電力は100%クロック基準で通常の4倍です。現行ツールは部分装着を扱わず、建物ごとの全スロット装着だけを候補にします。「使えるサマースループの数」を入力すると、ソルバーが目的関数に応じて通常工程とフル装着工程を組み合わせます。製品に近い工程を倍化すれば、その手前のチェーン全体の必要量を減らせます。複数段へ適用すれば原料削減はさらに積み重なりますが、電力と使用数も増えます。
結果と警告を確認する
確認するときは「サマリー」で使用数、原料、クロック適用後電力を見て、「生産ステップ」でどのレシピに何個入ったかを確認します。内部計算は連続台数で配分し、表示時には実際に建てる台数へ切り上げるため、必要スロット数が入力上限を超える場合は警告が出ます。そのときは使用可能数を増やすか、クロック上限や目標量を調整してください。
同じ目標をサマースループ0個と使用可能数ありで計算し、原料削減量と増加電力を並べてから採用を決めるのが確実です。
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ツールで試す
記事の条件を読み込んだ状態で計画ツールを開きます。目標レートや許可するレシピは、開いた後で変更できます。
鉄板60個/分でサマースループを試す